プロフィール

人事課 支援室チーム所属
研修チーム ポラリス介護アカデミア担当 兼 
ポラリスデイサービス山口町所長
衣笠 基樹

介護の現場を支える講師の道に挑戦

──まずはご経歴を教えてください。

2015年にポラリスにSV職として中途入社し、現在8年目になります。前職でもデイサービスで、介護に携わる仕事をしていました。

ポラリス入社のきっかけは、自立支援介護に興味を持ったことです。

──入社後はどのような業務に携わってきたのでしょうか?

介護の現場職員として働きながら、施設の運営に携わってきました。そのうち本部から声がかかり、新人研修の講師を務めることになったのです。

そこから、介護福祉士国家試験の受験資格を得るために必須の「介護福祉士実務者研修」を行っているポラリス介護アカデミアの講師にならないかとお誘いいただきました。
介護の現場では、新人スタッフに教えなくてはいけないことがたくさんあります。

講師の声がかかったときに、そんな基本的な土台を新人研修で固めることができたら、現場の配属先の先輩たちもスムーズに受け入れられ、双方のためになると思いました。自分の知識や経験をそこで活かして会社や仲間に貢献したいと考えて、引き受けることにしました。

現場で働きつつ、新しいキャリアを築いている

――現在の業務についてもお聞かせください。

ポラリスデイサービス山口町 所長として施設の運営をしながら、本部人事の研修課業務のポラリス介護アカデミアでも講師をさせていただいています。
現場のことを知っているからこそ、受講者の方に寄り添った講義ができると思うので、やはり現場で働き続けることも大切だと私は考えています。

ポラリスでは、現場のスタッフであっても、頑張りを見てくれている感覚があります。本部から「こんな業務があるけれども、どうか?」と声がかかって、人材育成の業務に携わるチャンスを積極的にいただいています。

介護業界で活躍するスタッフを育てることが自分の使命

――ポラリスで働いていて、やりがいを感じたことを教えてください。

介護の業界で働き始めたときから、自分の仕事はご利用者様の人生を豊かにするお手伝いをすることだと感じていました。

「このデイサービス行けて楽しかった」「こんなことができてよかった」というお声をいただけるのが本当にやりがいです。

講師としては、ご利用者様の人生を豊かにするお手伝いをするスタッフを育てていくことが使命だと考えています。私の元から巣立った方々が介護業界で活躍されているお話を聞くのがやりがいですね。

実は、ポラリス介護アカデミアを受けた方の中でそのままポラリスにご入社いただいた方は定着率が良いんです。そのデータを見ていても、介護業界に貢献できている実感はあります。

皆さんの中に何か残せたらいいなという想いで、講師の仕事をしています。

伝えたいエピソードを整理することの難しさ

――現在の業務を行う中で、大変だったことはありますか?

講座の時間内に自分の伝えたいことを詰め込むということに、いつも苦労しています

「こんな事例を出したら分かりやすいだろうな」「こういう風に言うと伝わりやすいはず」など、伝えるための工夫をしているとあっという間に終わりの時間が来てしまいます。

経験談を話しながら進めると、リアルな感覚をお伝えできますし、講座にも興味を持っていただけるのでどんどん入れていきたいのですが、時間内に収めるためにいかに簡潔に伝えていくかが難しいですね。

なので「この内容ならこんな話を出してみよう」など、なるべく事前にまとめてから講座に臨むようにしています。

現場の経験が講座をより面白くしていく

――講師として活躍する中で現場の経験が活きる瞬間はどのようなときでしょうか

介護の現場の出来事などを話して、受講者の方々の興味を引けたときに、自分の経験が活かせていると感じます。

現在は、感染症対策も兼ねて、全8日間ある研修うちの4日間はオンラインで受講していただいています。WEBを通して遠方からでも参加いただけるメリットもあるのですが、淡々と話していると集中力が切れてしまう方もいらっしゃいます。

そんなときに、自身の経験の中で皆さんの関心を集められるような話題を振ることで、全体を巻き込んだ空気を生むことができます。

5日目以降は実技なので、そこでようやく皆さんと対面でお会いするわけですが、オンラインの過程で初対面とは思えないようなアットホームな雰囲気ができているため、スムーズに研修を行うことができています。

より多くの人に、ご利用者様との接し方を伝えていきたい

――それでは今後の目標について教えてください。

より多くの受講者の皆さんに、ご利用者様との接し方をしっかり伝えていきたいです。

介護は、ただの作業・業務ではなく、ご利用者様お一人おひとりの人格に合わせた繊細な配慮が必要なものです。社員
も様々なキャラクターな人がいて、いろいろなご利用者様の対応をすることが実現可能となります。

そのような意識で、介護業界を盛り上げてくださる方が増えるようお手伝いをしていきたいですね。

まとめ

介護の現場で経験を積みながらも、ポラリス介護アカデミアにおいて次世代へ介護のノウハウを伝えている衣笠さんは、現場の仕事も講師の仕事もどちらも楽しんでいる様子でした。

ポラリスのキャリアアップのあり方はさまざまです。衣笠さんのように現場の経験を活かして、本部業務に携わるチャンスもあります。

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