ベトナムにオープンしたポラリスデイサービスセンター
2022年9月、ポラリスはベトナムの首都・ハノイにデイサービス施設「ポラリスリハビリテーションセンター」を開設しました。
現地の医療リハビリサービス運営会社・Remedy Joint Stock Companyと業務提携を行い、ベトナム初の自立支援介護施設として、60歳以上のご利用者様の歩行トレーニングや機能回復訓練に取り組んでいます。
ポラリスでは、ベトナムに自立支援介護のノウハウを提供することで、同国の社会保障費用の増加の抑制と、介護スキルを持った人材の育成を目指しています。
現地の医療リハビリサービス運営会社・Remedy Joint Stock Companyと業務提携を行い、ベトナム初の自立支援介護施設として、60歳以上のご利用者様の歩行トレーニングや機能回復訓練に取り組んでいます。
ポラリスでは、ベトナムに自立支援介護のノウハウを提供することで、同国の社会保障費用の増加の抑制と、介護スキルを持った人材の育成を目指しています。
ベトナムにオープンした背景とは?
今回、ポラリスがベトナムにリハビリテーションセンターを開設した背景には、どのような理由があるのでしょうか。
ここでは、ベトナムの介護事情や介護業界の現状と課題について紹介します。
ここでは、ベトナムの介護事情や介護業界の現状と課題について紹介します。
急速な経済成長にともなう高齢化社会
ベトナムでは近年、経済の急成長とともに、急速な高齢化が進んでいます。
ベトナムは、2017年に高齢化社会(高齢者人口比率7%)に突入し、2034年には高齢社会(同14%)になると予想されています。
日本の場合は、高齢化社会へ突入してから高齢社会に移行するまでに24年の期間がありました。
ところが、ベトナムでは、さらに短い17年という短期間で高齢社会に移行すると予測されているのです。
ベトナム政府は、現在のスピードで高齢化が進んだ場合、社会保障費が増大し、財政を圧迫することを懸念しています。
ポラリスでは、アジア諸国で進む高齢化社会のニーズを汲み、当社代表・森の「アジアで理想的な自立支援介護のシステムを作るため、ベトナムに拠点を作りたい」との考えから、リハビリテーションセンターの開設に乗り出しました。
ベトナムは、2017年に高齢化社会(高齢者人口比率7%)に突入し、2034年には高齢社会(同14%)になると予想されています。
日本の場合は、高齢化社会へ突入してから高齢社会に移行するまでに24年の期間がありました。
ところが、ベトナムでは、さらに短い17年という短期間で高齢社会に移行すると予測されているのです。
ベトナム政府は、現在のスピードで高齢化が進んだ場合、社会保障費が増大し、財政を圧迫することを懸念しています。
ポラリスでは、アジア諸国で進む高齢化社会のニーズを汲み、当社代表・森の「アジアで理想的な自立支援介護のシステムを作るため、ベトナムに拠点を作りたい」との考えから、リハビリテーションセンターの開設に乗り出しました。
介護施設の不足
現在のベトナムでは、高齢者の介護は、家族や親族が自宅でお世話をする方法が一般的です。
また、日本のような介護保険制度やサービスが整備されていないため、高齢者の家族や親族に金銭的・精神的・体力的な負担がかかっているのが現状です。
ベトナム国内にも、近年では民間企業による介護サービスが増えてきているものの、介護施設・人材ともに需要の増加に追い付いていない状況です。
さらに、設備の不十分さや、スタッフの専門的な介護スキルの不足など、課題のある施設も多いとみられています。
また、日本のような介護保険制度やサービスが整備されていないため、高齢者の家族や親族に金銭的・精神的・体力的な負担がかかっているのが現状です。
ベトナム国内にも、近年では民間企業による介護サービスが増えてきているものの、介護施設・人材ともに需要の増加に追い付いていない状況です。
さらに、設備の不十分さや、スタッフの専門的な介護スキルの不足など、課題のある施設も多いとみられています。
介護人材の不足
ベトナムでは、高齢者のケアに関する専門的なスキルを持つ「介護職」という職種自体がまだ定められていません。
そのため、民間の介護施設にも、高齢者ケアに関する知識や技術を持っているスタッフの数が少ないことも課題の1つです。
そこで、ポラリスでは、ベトナム国内における介護人材の育成や、介護知識を普及させることも視野に入れて活動しています。
そのため、民間の介護施設にも、高齢者ケアに関する知識や技術を持っているスタッフの数が少ないことも課題の1つです。
そこで、ポラリスでは、ベトナム国内における介護人材の育成や、介護知識を普及させることも視野に入れて活動しています。
技能実習生・インターン生の受け入れ
ベトナムの介護人材を育成するために、ポラリスでは、技能実習生・インターン生の受け入れを進めています。
具体的には、現地の医療系大学卒業者を募り、日本語教育と現地センターでの研修後、技能実習生やインターン生として日本のポラリス事業所で就労してもらいます。
就労後は、引き続き日本で働いてもらうか、ベトナムに戻って介護の指導者的立場として活動してもらう予定です。
ポラリスでは、この制度により「ベトナム国内の介護知識・技術向上」はもちろん、「日本国内の介護人材不足の解消」の2つの問題解決をはかることが可能と考えています。
具体的には、現地の医療系大学卒業者を募り、日本語教育と現地センターでの研修後、技能実習生やインターン生として日本のポラリス事業所で就労してもらいます。
就労後は、引き続き日本で働いてもらうか、ベトナムに戻って介護の指導者的立場として活動してもらう予定です。
ポラリスでは、この制度により「ベトナム国内の介護知識・技術向上」はもちろん、「日本国内の介護人材不足の解消」の2つの問題解決をはかることが可能と考えています。
ポラリスベトナムの「今」はどんな感じ?
現在のポラリスベトナムの社員数は、業務提携しているRemedy Joint Stock Companyのスタッフをあわせて合計8名(うち3名がデイサービスに常駐)です。
また、現在登録されているご利用者様の人数は9名です。
オープンから約9ヶ月が経過した現時点で、ご利用者様の半数以上にあたる、5名の方の歩行能力や身体機能の回復を実現しました。
また、現在登録されているご利用者様の人数は9名です。
オープンから約9ヶ月が経過した現時点で、ご利用者様の半数以上にあたる、5名の方の歩行能力や身体機能の回復を実現しました。
ポラリスベトナムで働くスタッフの声
Nguyen Thi Minh Yen(グエン・ティ・ミン・イエン)さん ※ポラリスベトナムスタッフのリーダーより
社会に貢献できる介護の仕事ができて、とても幸せです。
毎日ご利用者様にお会いして、お話や運動をすると嬉しい気持ちがあり、やる気が湧いてきます。
これからも、ベトナムの高齢者の方々に、さらに元気になっていただきたいです。
このような機会を与えてくださったポラリスベトナムに感謝申し上げます。
社会に貢献できる介護の仕事ができて、とても幸せです。
毎日ご利用者様にお会いして、お話や運動をすると嬉しい気持ちがあり、やる気が湧いてきます。
これからも、ベトナムの高齢者の方々に、さらに元気になっていただきたいです。
このような機会を与えてくださったポラリスベトナムに感謝申し上げます。
ポラリスリハビリテーションセンターのご利用者様の声
Nguyen Thi Hang Phi(グエン・ティ・ハン・フィ)さん ※73歳のご利用者様より
ポラリスリハビリテーションセンターは素晴らしい施設です。
ここに来てから、自分の体調が改善されたと感じています。
ごはんが美味しく食べられたり、よく眠れるようになりました。気持ちも明るくなりました。
スタッフの皆さんはとても親切で、運動や生活改善などを丁寧に指導してくれます。
これからもずっと、ここに通い続けたいですね。
ポラリスリハビリテーションセンターは素晴らしい施設です。
ここに来てから、自分の体調が改善されたと感じています。
ごはんが美味しく食べられたり、よく眠れるようになりました。気持ちも明るくなりました。
スタッフの皆さんはとても親切で、運動や生活改善などを丁寧に指導してくれます。
これからもずっと、ここに通い続けたいですね。
今後の展望
ポラリスでは、ベトナム国内でのリハビリテーションセンターのフランチャイズ展開を目指しています。
今後は、Remedy Joint Stock Companyと合弁し、子会社「ポラリスベトナム」を設立する予定です。
同時に、日本国内と同様に、通所型のデイサービスの普及をはじめとして、短期間で集中的にリハビリを行える滞在型の宿泊施設の開設の準備も進めています。
また、ポラリスの自立支援介護の取り組みは各国からも注目されており、2022年6月にはシンガポールの社会的企業Asing Asia社のメンバーが来日し、デイサービス事業所に視察に訪れました。
(以下、ポラリス森代表のTwitterより)
今後は、Remedy Joint Stock Companyと合弁し、子会社「ポラリスベトナム」を設立する予定です。
同時に、日本国内と同様に、通所型のデイサービスの普及をはじめとして、短期間で集中的にリハビリを行える滞在型の宿泊施設の開設の準備も進めています。
また、ポラリスの自立支援介護の取り組みは各国からも注目されており、2022年6月にはシンガポールの社会的企業Asing Asia社のメンバーが来日し、デイサービス事業所に視察に訪れました。
(以下、ポラリス森代表のTwitterより)
シンガポールからAsing AsiaのJanice達が浦安の視察に来てくれました。ポラリスの取り組みを再度説明、シンガポール政府につないでくれると。シンガポール政府はものすごい合理的な考え方をすることで有名。きっとわかってもらえるはず。ハノイのうちの施設も見に来てくれるそう。 pic.twitter.com/0imLYfNyPx
— さすら医のもりっち森剛士@(株)ポラリス(医)オーロラ会代表 (@Tsuyosh57601853) June 14, 2022
日本中の高齢者を元気にしたい。代表が語るポラリスの自立支援介護や社員像は? - ポラリスウォーク|自立支援介護でキラッと輝く「ひと」を紹介するメディア

当社代表取締役の森にインタビュー!ポラリス設立のきっかけや自立支援介護、求める人物像などを伺いました。「どうしてポラリスが自立支援型デイサービスとして始まったのか」など深く掘り下げていく中で、森代表の人柄やポラリスがどんな企業なのか見えてきました。
まとめ
ベトナムのみならず、世界各国では、急速に進む高齢化社会の課題解決が求められており、
ポラリスは、日本全国だけではなく全世界に自立支援介護を広め、世界中の高齢者を元気になってもらいたいと、使命と希望をもって突き進んでいます。
今後も、日本国内やベトナムで積み上げた経験を活かして、自立支援介護の普及に邁進しますので、ぜひご注目ください!
ポラリスは、日本全国だけではなく全世界に自立支援介護を広め、世界中の高齢者を元気になってもらいたいと、使命と希望をもって突き進んでいます。
今後も、日本国内やベトナムで積み上げた経験を活かして、自立支援介護の普及に邁進しますので、ぜひご注目ください!
ポラリスリハビリテーションセンターの詳細情報
- 所在地:154 Nguyen Thai Hoc, Ba Dinh District, Hanoi, Vietnam
- 対象者:介護が必要な60歳以上の高齢者の方
- サービス提供時間:月~日(年末年始を除く)
ポラリスベトナム公式ホームページ

ポラリスベトナムの公式サイトです。現地のご利用者様向けの情報や、ポラリスの取り組みについて紹介されています。(※ベトナム語サイト)