半年のブランクを経て再び介護の道へ

プロフィール

ポラリストレーニングセンター三馬
介護職(正社員)
資格:介護福祉士
竹中公子


私がポラリスに入社したのは2018年の8月で、現在は5年目です。
ポラリスに入社する前は、リハビリテーション主体のデイサービス施設で働きながら、スポーツインストラクターとしても活動していました。
ポラリスに入社する半年前にデイサービスの施設を退職したので、一時期はスポーツインストラクター専属で働いていました。

竹中所長

ご利用者様が元気になる手助けをする仕事

ポラリスに入社したきっかけは、実は、社名の勘違いだったんです(笑)。
三馬の施設のオープン前見学会が開催されていたので参加したのですが、実は別の会社が経営する施設だと勘違いをしていて、その会社目的で見学会に行ったんです。
話を聞いてみて、自立支援介護をメインとして行う点や、研修制度が整っている点などに魅力を感じました。

ポラリスでは、比較的軽度の方を対象として、介護保険から卒業していただくことをテーマにしているところが自身にとって新鮮だったんです。オープニングスタッフとして新しい気持ちで働けることに強くご縁を感じ、挑戦しようと決心しました。

ポラリスの充実した研修制度が魅力

ポラリスに入社して、見学会のときも感じたように研修制度が充実していることを実感しました。ポラリスは全国的に展開していますが、全社で考え方の軸がブレないように統一した社内教育がしっかりとしています。

※研修制度については、こちらの記事で詳しく説明しています!気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

三馬の施設オープンから現在まで

三馬がオープンしたのは、2018年12月でした。私は同年の8月に入社したので、12月のオープンまで、研修やオープン準備に努めていました。

オープン当初は、なかなかご利用者の方が増やせず、苦戦したこともありました。
私たちの施設のご利用対象者は、「事業対象者」「「要支援1~2」に認定された方なので、「事業対象者の2回利用」と「要支援2」の方は、その一つ上の段階の「要介護1」との中間にいらっしゃる方なのです。
つまり、状況が悪化して要介護認定されてしまった場合も、元気になって要支援対象から外れてしまっても利用ができなくなります。
​そんなこともあり、私たちの施設をご利用いただける対象の方がかなり限られてしまうんですよね。最初は、ケアマネージャーさんたちも、高齢者の方にポラリスをおすすめしにくかったようです。

現在は、ありがたいことにオープンから4年ほどが経ち、40名ほどの方にご利用いただいています。それも、皆様の口コミのおかげなんです!

ご利用者様がケアマネージャーさんに「ポラリスがよかった!」と伝えて下さって、それを聞いたケアマネージャーさんが他の方にすすめて…という感じで、徐々にご利用者様が増えていきました。

「できるようになったよ」報告が何よりものやりがい

ご利用者様から、「こんなことができるようになった」と嬉しそうにご報告いただけた時は、やりがいを感じます。
こちらまで本当に嬉しくなりますね!

たとえば、ポラリスに来る前は、床に落ちたゴミを拾うためにしゃがもうとすると転んでしまっていたのに、自然と拾えるようになったという方もいらっしゃいます。
その様子を見ていたご家族やご友人が驚いて「こんなこともできるの!?」「すごい!」と一緒に喜んでくれたという報告をしてもらえるんですよね。

元気になって、私たちの施設から卒業していただけるのはもちろん嬉しいですが、同時に会えなくなる寂しさもあります。
日々の「できるようになったよ」という報告は、素直に嬉しいです(笑)。

卒業する方には自信を持っていただくことが重要

これまで介護度改善により、三馬を卒業(介護保険を卒業)された方は総勢で20名ほどいらっしゃいます。2022年も、4名のご利用者様が卒業されています(2022年10月時点)。
40名のうちの4名卒業というのは、ポラリスの全国の事業所の中で卒業生輩出の割合が一番高いんです

卒業されたご利用者様は、ポラリスに通ったことで「体調が良くなってきた」と感じてもらえることが多いので、ポラリスへの依存度をどう解消していくかという部分に難しさを感じることがあります。私たちの事業のゴールは、ご利用者様に自立していただくことですからね。
そのため、卒業されるご利用者様には「自分一人でもできる」という自信を持っていただいて、納得して卒業いただけるようサポートをしています。

たとえば、休みの日に卒業された元ご利用者様ご夫妻と一緒に山登りに行ったことがありました(笑)。
その方には「山を登れるだけの体力があれば大丈夫だ」と納得してご卒業いただきました。ご利用者様の奥様も、ご自身のことのように一緒に喜んでいただいて、「もう二度と一緒に山登りできないと思ったけど、また登れて嬉しい」とおっしゃっていたのが印象的でしたね。
こうやってご家族の方から感謝していただけることも多く、やりがいの一つになってます

他にも、自信をつけていただくためにグランドゴルフの大会に挑戦してもらったり、運動の課題をこちらが出してそれをこなしてもらったりといったことも。もともと運動を一人でできないと感じていた方も、毎日習慣的に課題を通してお散歩をするようになって、それが段々と気持ちよく感じて、自立していかれる…といった感じですね。

卒業時には、花束や証書をお渡ししています。みんなで送り出すことで、他のご利用者様も「次は自分だ」「卒業を目指して頑張ろう」と感じてもらえたらなと思っています。

施設を増やしたいという熱い想い

今後の目標は、「ポラリスに通ったら元気になれる」というイメージをもっと広めて、ご利用者様を増やしていくこと。
また、要介護の方も受け入れられる施設を、ポラリスでも用意したいなという想いがあります。​ご利用者様の中には、どうしても年齢や気持ちの問題で状態が悪化してしまって、要介護認定を受けてしまう方がいらっしゃるんです。現状、そうしたご利用者様の受け皿が用意できていません。

今後は要介護の方も受け入れられる体制を整え、要介護認定を受けて三馬のポラリスに通えなくなってしまったご利用者様も、連携してお預かりできるように施設を増やせたら理想的ですね。

そのためにも、ポラリスの認知度を上げて、多くの方にご利用いただきたいです!
実際、私が知っている範囲でも介護保険制度について詳しく知らない方だったり、自分が対象者になっていることをご本人含めご家族も知らないという方が多くいらっしゃいます。
ポラリスのような高齢者の方の自立を支援する施設があって、通うことで少しでもご自身でできることが徐々に増えていくということを、多くの方に知っていただけるように今後も活動していきたいです。

まとめ

介護の中でも難しいとされている自立支援介護。三馬で活躍される竹中さんも自立される方のその後のサポートまでを考え介護に奮闘している様子が伺えました。
みなさんもぜひ、ポラリスで素敵な先輩社員と一緒に、高齢者の方の自立をサポートするというやりがいのある仕事に挑戦してみませんか?
気になった方は、ぜひ下記ボタンより求人情報をチェックしてみてくださいね。

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