プロフィール

ポラリスデイサービス山手台(兵庫県宝塚市)

主任
後藤 栄次(ごとう えいじ)


ビジネスの最前線から介護の世界へ

――後藤さんは多彩なご経歴をお持ちだそうですね。ポラリスに入る前のお仕事について教えてください。
 
パチンコ店でのサービス業や人材派遣業、そして直近では通販の物流業など、22年ほど経験してきました。売上管理やスタッフの採用など、いわゆるマネジメント業務を長く担当してきたんです。

――そこからなぜ、全くの未経験である介護の世界へ?

前の会社を退職したのが2年半前。家の用事などが重なったこともあり、3ヶ月ほど無職の期間がありました。その間に「次は何をしようか」とじっくり考えたんです。

実は、私の家族に介護・福祉関係者が多く。私自身も以前の人材派遣の仕事で福祉グループホームのクライアントを担当していた時期があり、「いつかは自分も福祉の道へ」という思いが心のどこかにあったんですよね。

窓から見えた“歩く姿”に直感!高齢者の力を引き出す“ポラリスの自立支援”に惹かれた理由

――介護の世界へ飛び込まれたのはご家族の影響も大きかったのですね。でも、数ある介護施設の中でなぜポラリスだったのでしょう?

正直に言えば、「特養のような施設介護は自分には体力的に厳しいのではないか」という不安がありました。そんな時、当時住んでいた家の窓から、すぐ近くにあるポラリスの事業所が見えたんです。そこでご利用者様が一生懸命に歩いている姿を目にして、「あ、ここなら自分もやってみたい」と直感しました。それがポラリスとの出会いでしたね。

――ちなみに、一番近い事業所ではなく、少し離れた山手台に応募されたのはなぜですか?

一番近い事業所は見野だったんですが本当に近すぎて(笑)。母の知り合いなど私のことを知っている人も多く、少し照れくささがあったんです。今はたまにヘルプで行ったりもしているんですけどね。そんなわけで、あえて少し離れた山手台を選びました。

――仕事探しはピンポイントでポラリスを狙っていたのですか?

はい。最終的にはハローワークで「ポラリス」と指名検索して応募しました。実は休職中に受けていたのは、ポラリスと、もう一社は市のシルバー人材センターの管理職だけだったんです。

「ご高齢者が自分の力で生活を成り立たせていくお手伝いがしたい」という軸があったので、その2択で迷いました。でもポラリスの改善動画を何度も見ているうちに、「歩く」ことは人生において基本中の基本なんだなと改めて確信したんです。

――改善動画もよく見てくださっていたんですね!

はい。それに、もし自分が将来お世話になるなら、「全部お任せ」の受け身の介護をされるより、自分の持っている力を引き出してくれる方が絶対にいいなと思った。それなら、自分が提供する側になっても、お任せっきりの介護ではなく、自立を支援する方が絶対にやりがいがある。そう確信して、ポラリスへの入社を決めました。

「40代最後、人生を懸けた転職」異業種で磨いたコミュニケーション力が、自立支援を支える一番の武器に

――他業種への転職経験があるとはいえ、40代での未経験介護は勇気がいったのではないですか?

そうですね。転職したのはちょうど40歳の時で、「これが人生最後、40代最後の転職だ」という強い覚悟で臨みました。
これまでの経験をそのまま活かせる道もありましたが、あえて未知の世界への「挑戦」を選んだんです。不安がないと言えば嘘になりますが、それ以上にポラリスで新しい自分を試してみたいという気持ちが勝りました。

――その決意が、今の「一人ひとりと向き合う姿勢」に繋がっているのですね。

はい。前職までの営業やパチンコ店でのサービス業では、常に「人と接すること」が仕事の中心でした。特にパチンコ店ではご高齢のお客様も多く、そこで培った「お話のきっかけを作る」というスキルは、今の現場でもそのまま活かせると確信しています。

今、山手台でも一歩フロアに出たら、必ず皆様のところへ行って「〜〜さん、おはようございます」とお名前でお呼びしています。お一人ずつの顔を見て丁寧にご挨拶をする。当たり前のことのようですが、この小さな積み重ねこそが、自立支援を支える信頼関係の土台になると信じています。

一年半で主任に抜擢。ビジネスの経験を武器に、介護のプロへ駆け上がる

――未経験でのスタートでしたが、半年で主任に抜擢されましたね。現在はどのような業務に携わっているのでしょうか?

やることは確実に増えましたね(笑)。特に計画作成の担当が12〜13人ほど増えたことで、いかに効率的に業務を回すかが重要になっています。

ここで活きているのが、前職までの管理職としての経験です。例えば、導入されたリハビリ支援システム(Rehab)をチーム全体が迷わず運用できるよう、自分なりにマニュアル化して落とし込みを行いました。また、居宅のケアマネジャーさんへの営業活動でも、ビジネスの現場で培った「仕組みづくり」や「提案力」は、介護の世界でも強力な武器になると実感しています。

――ビジネススキルを活かしつつ、一方でご自身の「介護技術」についても非常にストイックに向き合われていると伺いました。

そうですね。管理業務が増えたからといって、そこで止まる気はありません。業界経験が浅い分、実務としての介護技術はまだまだ足りないと感じています。だからこそ、現場で学ぶ時間もしっかり確保するようにしています。

――具体的に、今どのようなことに挑戦されているのですか?

入浴介助や車いすの操作、移乗の技術など、一つひとつ練習を積み重ねています。中重度の方への対応を含め、介護技術の熟練度をもっと上げていきたいんです。

実は妻が訪問看護師をしているので、家でも色々とアドバイスをもらっています。現場で感じた疑問を相談して、技術の根拠を教えてもらうことも多いですね。マネジメントの視点を持ちつつも、一人の介護職として現場の最前線でも頼られる存在でありたい。そのために、これからも学び続けていきたいと思っています。

山手台ではスタッフも1日1万歩!?2フロアの移動と屋外歩行で、心も体もアクティブになれる最高の環境

――後藤さんは色々な事業所へヘルプに行かれることもあるそうですが、改めて「山手台ならではの魅力」はどんなところにあると思いますか?

一番の特徴は、2フロアに分かれているという点です。ご利用者様にとってはフロア間の移動が必要になりますが、私たちはそれを「歩行量を増やせる絶好の機会」と捉えています。移動距離が多い分、自然と活動量が上がり、リハビリ効果が高まっていると感じますね。
あまりに広いので、スタッフも万歩計をつけたら、1日1万歩は軽く行っているんじゃないでしょうか(笑)。

――環境そのものが、歩くための仕掛けになっているのですね。スタッフの皆さんの雰囲気はいかがですか?

とにかく明るいです!景色が開放的なこともありますが、事業所全体に「暗いな」と感じることが一度もありません。スタッフ同士のチームワークも抜群で、みんなよく動きますよ。体力があってアクティブなスタッフが多いのも自慢です。

――山手台では、屋外歩行にも力を入れていると伺いました。

はい。事業所の近くに大きな公園があり、そこを歩く訓練を行っています。1周800mあるのですが、元気な方は2周して1.5km以上歩かれるんですよ。
「Pウォークで1kmを手放しで歩けたら、次は外の公園に行きましょう」という明確な目標があるので、ご利用者様のモチベーションもすごく高いです。実際に外を歩けるようになると、ご本人だけでなくご家族も本当に喜んでくださいますね。

――庭には畑もあるそうですね。

そうなんです。庭の畑で園芸を楽しんでいただくのも、実は生活動作改善のリハビリを兼ねています。「しゃがむ」「土をいじる」といった動作が、自然と生活に必要な筋力を鍛えることに繋がります。

――室内での訓練、公園での屋外歩行、そして畑での園芸。山手台の豊かな環境をフルに活かして、楽しみながら元気になっていただけるのが、山手台の魅力なんですね!

「自分で食器を下げられた!」ポラリスは目的ではなく、あくまで手段であって欲しい

――ポラリスでの自立支援介護、実際にやってみて手応えはいかがですか?

ここは「介護」というより、文字通り「自立を支援する場所」だと認識しています。私たちの役割は、単にあれこれとお手伝いをすることではありません。どうすればご自身でできるようになるか、その可能性に寄り添い、引き出していく。そこにこの仕事の本質があると感じています。

――ご自身の関わりが、ご利用者様の生活に変化を与えたと感じるエピソードはありますか?

最近、新規で担当させていただいた方のご家族から「家で自分から食器を下げられるようになったんです」というお話を伺った時は、本当に嬉しかったです。また、送迎の際にご家族から「これまでは出かけられなかったのに、ここに来始めてからまた外に行きたいと言い出したのよ」と聞くこともあります。

――ご本人だけでなく、ご家族の生活にも喜びが広がっていますね。

そうなんです。だからこそ、私は「ポラリスは目的ではなく、あくまで手段であって欲しい」と強く思っています。ポラリスに通うこと自体がゴールではなく、私たちのサポートが、その方の人生を前へ進めるための「手段」としてしっかり機能して欲しいと思っています。

目指すのは「安定した1,000万」の事業所。数字の先にある、自立支援の“質の向上”を追求したい

――山手台事業所として、これから特に力を入れていきたい目標を教えてください。

ビジネスマンとしての視点も含まれますが、まずは山手台を「安定して1,000万を稼げる事業所」に成長させたいという明確な目標があります。代表のYouTubeもよく拝見するのですが、売上と利用者数の関係や、どうすれば黒字化し安定経営ができるのかといった「数字」の部分には非常に興味がありますね。

――それはやはり、これまでのマネジメントのご経験からくる視点でしょうか。

数字を毛嫌いする方も多いかもしれませんが、私は異業種を経験してきたからこそ、そこは切り離せないものだと考えています。経営が安定してこそ、より良い自立支援を提供し続けられる。利益を出すことは、より多くのご利用者様を救うための「体力」になるんです。

――その「1,000万」という数字の先に、どのような景色を描いていますか?

もちろん、ただ数字を追うわけではありません。自立支援をさらに強化し、お元気になって「卒業」される方を一人でも多く出していきたい。そのために、運動内容の目標管理などももっと徹底していきたいと考えています。

――事業所の認知度アップについても、積極的に取り組まれているとか。

はい。「山手台の魅力を、もっと地域の方に知ってほしい」という強い思いがあります。
先日も、事業所の近くの道でうまく歩けず困っていらっしゃる方を見かけました。そこでお声がけしたことがきっかけで、ポラリスの利用に繋がったんです。待っているだけではなく、こちらから積極的に外へ出て、一人でも多くの方にポラリスを知っていただく。そんな活気あふれる事業所にしていきたいですね。

子供たちの笑顔が、明日への活力に

――お仕事では主任としてかなりアクティブに動かれていますが、休日の過ごし方はいかがですか?

今は小学生と年長になる二人の子供がいるので、休みはもっぱら子供たちの相手をして過ごしていますね。公園へ行ったり一緒に遊んだり、賑やかな休日を楽しんでいます。

――一番かわいい盛りですね!でも、かなり体力も使いそうですが(笑)。

そうですね(笑)。仕事中もたくさん歩いていますが、休日も子供たちを追いかけて結局ずっと動いています。でも、子供たちの笑顔を見ている時間が一番の癒やしです。

未経験者こそポラリスに向いている。「介護の常識を知らない」ことが、ここでは最大の武器になる。

――山手台はポラリスの中でも最大級の事業所で、外国籍のスタッフや若手、ベテランまで本当に多様な方が活躍されていますよね。そんな中で、後藤さんはどんな方と一緒に働きたいですか?

一言で言えば「自発的に動ける方」ですね。ご利用者様が今どんな状態で、何を必要とされているのか。それを理解しようと、自ら一歩踏み込んで学びにいける人がこの仕事に向いていると思います。

――「知ろうとする姿勢」が大切なのですね。

はい。私自身も、正しい歩き方や姿勢、座り方について、自立支援介護の理論(竹内教授の著書など)を日々勉強し続けています。理論を知れば、ケアの根拠が分かり、仕事がもっと面白くなる。

――未経験の方でも、そうやって専門性を磨いていける環境なのでしょうか?

山手台には、未経験の方をプロへと育てる間口の広さと、丁寧に教える文化があります。
難しく考えず、まずはこの活気あるチームに飛び込んできてください。私たちが全力でサポートします!

――同じように転職を考えている方へ、特に伝えたいことはありますか?

「ポラリスは、いわゆる“介護っぽい介護”ではない」とお伝えしたいですね。もしあなたが、これまでの介護という言葉に固定概念を持っているなら、一度それを外して考えてみてほしいんです。

――後藤さんの中では、もう「介護」という枠組みではないのですね。

はい。私も入る前は「介護」だと思っていましたが、2年働いてきた今は、誰かに「これは介護ですか?」と聞かれたら「いいえ、自立支援の場所です」と答えます。
どれだけ依存を減らせるか。もう一度、ご自身で生活できるようにどう寄り添うか。そこにあるのは、お世話のルーティンではなく、一人の人生を動かす挑戦です。

――未経験の方へ向けて、特に伝えたいことはありますか?

先入観を持って、選択肢から外さないでほしいですね。実は、介護未経験の方こそポラリスには最適なんです。「介護とはこういうものだ」という先入観がない分、自立支援の考え方を驚くほどスッと吸収できるはずですから。

「誰かの役に立ちたい」「感謝される仕事がしたい」という純粋な気持ちがある人にとって、ここは最高のステージです。私自身、40歳で飛び込んで本当に良かった。勇気を出して、ぜひ一度、この景色を見に来てほしいですね。

所長からひとこと

後藤さんはとても安心感と安定感があり本当に助かっています。
一通りの説明ですぐに理解でき、マニュアルもすぐつくってくれたりなど、頼りがいもあり、わからなくてもすぐ調べて確認してきてくれます。
彼にキャリアアップしていただく意味でも、彼のような未経験の方でも、経験がある方でもぜひ山手台にきてほしいと願っています。心からご応募お待ちしてます!

まとめ

20年以上のキャリアを武器に、40歳で全くの未経験から介護の門を叩いた後藤さん。「不安があっても、まずは飛び込んでみればいい」と力強く語る彼の言葉の裏には、ご利用者様の「できる」が一つずつ増えていくことへの純粋な喜びがありました。

「介護だから」と先入観で諦めるのはもったいない。自分のスキルが誰かの自立に変わる感動を、あなたも山手台の最高のチームと一緒に味わってみませんか?

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