プロフィール

ポラリスデイサービスセンター浦安富岡(千葉県浦安市)

副所長

松島 亘保(まつしま ひろやす)


入社のきっかけは衰弱していく祖母の姿。高齢者の自立を支えたいという強い想い

――まずは、ポラリスに入社された経緯について教えていただけますか?

もともとは新潟出身で地元の専門学校に通っていたのですが、父親の単身赴任をきっかけに家族で関東へ引っ越すことになりました。卒業後に自動車免許を取得し、浦安市内で仕事を探し始めたのが最初のきっかけです。ポラリスの近くのスーパーで働いていた母親から「こういう場所があるよ」と教えてもらい、求人アプリで調べて応募しました。

――高齢者のリハビリ分野に興味を持たれたのには、どのような理由があったのでしょうか?

私の地元は二人に一人が高齢者という地域で、もともと高齢者の方々とは馴染みがありました。ですが一番大きかったのは、自分の祖母が脳梗塞で倒れ、麻痺が残って歩けなくなってしまったことです。地元ではリハビリを受けられる環境が少なくて、どんどん衰弱していってしまう姿を見ていました。その経験から「高齢者の方がしっかりリハビリや訓練をできる場所はないか」と探し求めていたところ、ポラリスの自立支援の考え方に巡り合いました。

――専門学校時代から介護や福祉の領域を目指されていたのですか?

最初はスポーツトレーナーを目指して入学し、途中で接骨院や整骨院での勤務を考えるようになっていました。ですが、卒業直前の講義で福祉やリハビリについて学んだ際、「こういう形で高齢者の方を支える選択肢もあるんだ」と魅力を感じ、どんどん考えが変わっていきました。

温かいチームと家族に支えられて乗り越えた最初の壁

――専門学校を卒業された年の秋に入社されたとのことですが、現場に入った当初の心境はいかがでしたか?

当時は自分のコミュニケーション能力に苦手意識がありましたし、運転免許を取ったばかりで送迎業務にもかなり不安がありました。ですが、プリセプターの方や上司が根気強く指導してくださったおかげで、徐々に克服していくことができました。家族の支えもあって、そこまで大きな不安を抱え込まずに済んだことにも感謝しています。

――周りのスタッフの受け入れ体制はいかがでしたか?

本当に温かく受け入れていただきました。面接をしてくださった方から「若い力が入ってきてみんな生き生きしているよ」と言っていただけてすごく嬉しかったのを覚えています。周りは自分よりも20歳以上年上の先輩スタッフが多かったのですが、皆さん優しく丁寧に指導してくださり、ポラリスに入って本当に良かったなと思いました。

現場でのギャップと先輩から授かったリーダーシップ

――学校で学んだ座学と、実際の現場で感じたギャップはありましたか?

学校の授業では歩行訓練や階段昇降などの動作は習っていましたが、実際に麻痺のある方を介助したり、入浴介助を行ったりする実技はありませんでした。現場に出てみると、浴槽のまたぎ動作ひとつをとっても「こんなにも転倒のリスクがあるんだ」と実感し、座学以上に危険と隣り合わせであることを学びました。一方で、講義の中で先生が「一番大事なのはコミュニケーションだ」とおっしゃっていた言葉は、実際の現場でご利用者様と対話する中で「本当にその通りだな」と強く実感しました。

――業務を覚えていく中で、特に印象に残っている先輩からの言葉はありますか?

当時プリセプターだった増田さん(現所長)からのアドバイスです。
「松島くんはこれからポラリスの中心になっていく存在だから、もっと視野を広く持ってリーダーシップを取っていこう。年上の職員にも気を使って言いにくい部分があるかもしれないけれど、自分が中心になって巻き込んでいかないといけないよ」と、初期の段階から声をかけていただきました。当時は背伸びをする思いでしたが、その指導があったからこそ、役職がついた今でも抵抗なく指示を出せるようになり、本当に感謝しています。

学びが、次の挑戦につながっていく!挑戦と学びを後押しするポラリスの充実の教育体制

――入社半年ほどで個別機能訓練計画書の作成にも関わるようになったそうですね。仕事の手応えを感じ始めたのはいつ頃ですか?

計画書の作成を担当するようになってからは、より業務の濃さを味わい、深く仕事に関われていると客観的に思えるようになりました。最近でも、脊柱管狭窄症で以前は歩行器を使っていたご利用者様が、リハビリを重ねるうちに杖なしで歩けるようになられた事例がありました。自分がサポートに携わり、目に見えてお体が改善していく過程を見られるのは何より嬉しいです。担当以外のケースでも、他のスタッフから相談を受けた際に「計画書をこう変更してみたらどうでしょうか」とアドバイスをし、ご利用者様が改善していく姿を見られるのは大きなやりがいですね。

――ポラリスならではの教育体制や成長環境についてはどう感じていますか?

研修動画などの教育コンテンツが非常に手厚く、年々内容も濃くなっていると感じます。ポラリスの業務にとどまらず、介護やリハビリの現場で生涯役立つ知識を効率よく学べるシステムが整っています。この知識を20代のうちにしっかり身つけられたことは、自分にとっても大きな財産になっています。

「卒業」第一号を送り出したい!ご利用者様の変化を信じ、挑戦を続ける副所長の決意

――副所長へ昇格されてから、心境の変化はありましたか?

「副所長」という役職になったことで、主任の時以上に責任の重さを強く実感しています。事業所全体を改善し、ご利用者様がより良くなるように行動していかなければならないと気が引き締まりました。

――年上のスタッフが多い中で、マネジメントやコミュニケーションで意識していることはありますか?

言葉遣いには特に気を配るようになりました。普段は冗談を言い合えるような柔らかい雰囲気を大切にしていますが、業務上の指示を出したり改善点について話し合ったりする真面目な場面では、年上の方に対するリスペクトを忘れず、しっかり伝えたいことを伝えて、本人の意思も聞くという対話を意識しています。

――ポラリスデイサービスセンター浦安富岡として、今後どのような目標を掲げていますか?

まずはどんな状況でも安定して黒字化を維持できる強い事業所体制をつくることです。そして自立支援の面では、重度の方々も多くご利用されていますが、諦めずにアプローチを続けて、浦安富岡から「改善・卒業」されるご利用者様を第一号として送り出すことが直近の目標です。

介護の世界に、もっと20代の力を。「迷っているなら、飛び込んで!」松島さんが描くこれからの挑戦

――松島さんご自身の将来の目標について教えてください。

現在は増田所長と一緒に事業所を運営していますが、将来的には自分自身が所長となり、ひとつの事業所を持って運営やスタッフマネジメント全般を行えるようになりたいです。

――最後に、同世代や介護業界への飛び込みを考えている求職者の方へメッセージをお願いします。

自分の年代で介護に関わる人はすごく少ないと思っていますし、「20代で介護の業界に入るのは大丈夫かな」と不安を感じる方もいるかもしれません。ですが、自立支援を通して皆様がご自宅で転倒や病気なく健康に過ごしていけるようサポートする仕事は、世間的にも本当に大事な役割だと思っています。高齢者の方々に力を与え、安全に自宅で生活できるよう助けになる仕事です。心配せずに、どんどん介護業界に飛び込んできていただけたら嬉しいです。

まとめ

祖母がリハビリを受けられず衰弱していったという原体験を胸に、「高齢者が元気になれる場所をつくりたい」という強い情熱を持ってポラリスへ入社した松島亘保さん。不安を乗り越え、20代で副所長へと駆け上がった背景には、ご自身の絶え間ない努力と、温かく背中を押してくれる仲間の存在がありました。ご利用者様の「歩けるようになった」という変化を何よりの喜びに変え、事業所を牽引する松島さんの挑戦はこれからも続きます。手厚い成長環境とあたたかいチームが揃うポラリスで、あなたも情熱を持って働いてみませんか?

関連する記事

関連するキーワード

著者